徹底分析!!ＳＧグランプリあと５日、クイーンズクライマックスあと13日

瓜生正義と小野生奈
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　【瓜生　初ＧＰ制覇へ機は熟した／小野　世代交代へフルスロットル】０５年から続いていたグランプリ連続出場が昨年「１０」で途切れた瓜生正義。今年は賞金ランク３位で帰ってくる。６月の桐生周年記念を制し、通算１５回目のＧ１優勝。完全復活を印象づけたのが１０月のＳＧダービー（福岡）だ。凡機のポテンシャルを限界まで引き出し、さらりと王道Ｖをやってのけた。３年ぶり８回目のＳＧ制覇は今村豊と並んで史上最多タイのダービー３勝目。“瓜生ここにあり”と不安説を一蹴した。グランプリは手にしたことのないタイトルで「（獲れば）そこに何かがあると思っている」。未知の領域へ機は熟している。

　瓜生と同じ福岡支部の小野生奈。昨年の１１位から大躍進し、３位で３年連続のクイーンズクライマックス出場を果たした。今年は優勝５回と量産し「以前は予選１位で準優勝戦に乗っても緊張で逃げられなかったのが、メンタルが強くなったのかな」。元気と勝負根性を兼ね備えた全速娘だ。８月のレディースチャンピオン（津）は準優勝とＧ１タイトルは目前。世代交代へまずは大みそかのベスト６をつかみ取れ！

　１６日は菊地孝平選手、海野ゆかり両選手を紹介する。