菊水丸店主 珍宝堂

今もなお心ときめく「サンダーバード」

[ 2016年5月25日 05:30 ]

私の好きだった「サンダーバード」の科学者・プレインズ。アテレコの大泉晃さんのサインを頂きました
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 深夜、何気にNHK総合を見ていますと、英語で「ファイブ」「フォー」「スリー」「ツー」「ワン」「ゼロ」というカウントダウンのナレーションが聞こえてきて「サンダーバード、アー、ゴー!!」に心がときめきました。

 私は1970年代コレクター。「サンダーバード」のTV版と映画はビデオに始まりレーザーディスク、DVDからBDとソフトが進化する度に全て購入しております。

 日本でのテレビ初放映は3歳の時。NHKでした。記憶にはありません。私が熱中したのは大阪万博の少し前、全国の民放で再放送を繰り返している最中です。時は流れてNHKに平成の御代、HDリマスター版として戻ってきたのです。私も53歳。いつでも好きな時に見られるソフトを“完揃”していても、テレビから流れてくるテーマ曲を耳にすると口ずさみ、エピソードに引き込まれ、気がつくと一話を見終わっていたのです。

 うれしかったのは、登場人物の声の出演者が同じだったこと。私が好きだったのは、サンダーバードのメカを考案設計した科学者のブレインズ。アテレコは往年の個性派俳優の大泉滉さん。今から15年程前に、私が主演声優を務めた東映Vアニメ「なにわ遊侠伝」全6作でご一緒しました。サインはその折に東京・早稲田のアバコスタジオの喫茶コーナーにて休憩時間に頂いたものです。カウンターへ並んで座り、趣味の家庭菜園について語ってくださった事を思い出します。(河内家菊水丸)

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