安住紳一郎アナ「THE　TIME，」リニューアルにボヤキ「何やってるんだろう…って自己嫌悪ですよ」

TBSの安住紳一郎アナウンサー
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　TBSの安住紳一郎アナウンサー（50）が8日、パーソナリティーを務める同局ラジオ「安住紳一郎の日曜天国」（日曜前10・00）に出演。メインキャスターを務める朝の情報番組「THE　TIME，」（月～金曜前5・20）のリニューアルをボヤく場面があった。

　「THE　TIME，」で月～木曜のメインキャスターを務めている安住アナ。番組も10月からさまざまなリニューアルを行っている。「10月からリニューアル。リニューアルって言っちゃいけないんだ、ブラッシュアップ」と安住アナ。「“リニューアルじゃない、ブラッシュアップだ”って言われたから。“リニューアルは悪かったみたいな言い方になるからダメ。ブラッシュアップで全員統一してくれ！”って言われて」とスタッフからの注意を暴露。「全部しゃべっちゃったけど、私は」と笑わせた。

　10月から番組は「スタジオのカメラ割も細かく決められるように」なったそうで「なかなか50の手習いみたいな感じになっちゃって。やっぱり私が一番年食ってるからなかなかすぐに覚えられなくて、若い皆さんに迷惑かけたりして。“安住さん、違います”なんて言われて。“え、違うの？こっちだと思った”“違いますよ、こっちですよ”なんて。覚えないといけないことも結構あったりして。中学校の英語暗唱大会に急に呼び出された時みたいな緊張があって」とボヤいた。

　「若い皆さんとかはやっぱりすごく物覚えが早いから」と安住アナ。「野田秀樹さんの舞台のアンサンブル。若手劇団員の群舞っていうの？幕が開いた時は椅子に座っててください、みたいな。暗転したら舞台袖に下手に素早く駆け抜ける風のように。主人公が話し始めると主人公の周りでザワザワするみたいな、主人公は悲しんでいると主人公の心情を表すかのように周りでバタバタと苦しむお芝居をするみたいな感じのイメージです」と独特な表現で自身の心情を明かし、「いろいろなところに移動しなくちゃいけなくて。早く慣れるといいですね」ともらした。

　「時間がくるとパーン！って暗転する感じになっちゃうから。そこまでにしゃべりきらないと…って。“あ～間に合った”！とか、“あ～間に合わない！”とか、それを朝の5時20分からやってるから。なかなか体に負荷がかかているわ。移動途中で脇腹つったりするからね。“もう間に合わない！”って言って…」と苦笑。「情報番組がちゃんと情報を伝えろ！って言われている中で、私、脇腹つって何やってるんだろう…って自己嫌悪ですよ」と嘆いた。

　番組前半では、前日夜の生放送がなかったことで「自分の中で溜まっている愚痴とか、不満とか、疲れとか、いわば不安定な私の精神状態を皆さんにお楽しみにいただく」という通常営業ができないことを心配していた安住アナだったが、「愚痴に戻ってまいりましたね。いい調子になってきた、ご心配をおかけしました。いつもの調子出てまいりました」と安ど。「恐ろしいね、慣れっていうのは。昨日働いていないのに、ちゃんと愚痴が出るようになりました。ありがとうございます。あい、すいみません。お世話になっております」とあいさつし、笑わせた。