森川ジョージ氏「必ず金額の提示が先」 お願いベースの依頼を一蹴「タダ働きできません」理由も真摯に説明

[ 2023年10月8日 08:25 ]

森川ジョージ氏
Photo By スポニチ

 「はじめの一歩」の漫画家の森川ジョージ氏(57)が、8日までに自身のX(旧ツイッター)を更新。仕事の依頼について警告した。

 森川氏は「他の業界は知りません。漫画業界に限っての話です」と前置きしつつ「たまにお願いベースでイラストやコメントの依頼が来るのですが自分は必ず『金額の提示が先』と小言を言います。物書きを生業としている商売の人間に無料依頼は有り得ません」と投稿。「半ば慣例となっていたものもありましたが、できる範囲で自分はその流れを止めてきたつもりです」といい「せっかくのご縁が切れてしまうのは残念だし寂しいです。しかし後の影響を考えると自分の立場でタダ働きをすることはできません」と断言した。

 「その立場だから言えるんでしょ?と思う方、自分は売れていない若い頃からそうしてきました。同誌面でみんなが参加してて自分だけがいない企画があったとしたら、それは自分のレジスタンスです」とし「まず金額の提示、それを見て引き受けるか否かは個々の判断です」と考えを示した。

 なお「サイン会や色紙にサインくらいは無料でやります。それは普段苦労なさっている販売の方等を見ているし、販促として自分にはね返ってくるからです」と説明。「押しつけません。あくまで自分の考え方です」とつづった。

 続けて「嫌なことを書いてしまった。久しぶりにそういう依頼がきましてね」と明かし「その会社はすぐに謝罪と提案をしてくれたので快く引き受けることができましたよ」と伝えた。「若い頃『○○先生は無料でやった』と言われることがよくありました。プロとはなんなのかと自問自答しましたよ。提示金額は安くてもいいんです。気持ちが伝わってくれば」と、仕事の対価を支払う大切さを主張した。

 森川氏は「押しつけません。自分は『森川は無料でやった』と後輩に伝えられたくないだけです」と、悪しき慣習が受け継がれることのないよう訴えた。

続きを表示

「美脚」特集記事

「STARTO ENTERTAINMENT」特集記事

2023年10月8日のニュース