堂本光一 苦しい胸の内語る 信じてきたエンタメの力を手放したくなる瞬間も…「それしか生きる道はない」

[ 2023年10月8日 16:45 ]

<堂本光一会見>取材に応じる堂本光一(撮影・白鳥 佳樹)
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 「KinKi Kids」の堂本光一(44)が8日、主演ミュージカル「チャーリーとチョコレート工場」(9日開幕、帝国劇場)の初日記念会見、公開ゲネプロの前に取材に応じ、一連のジャニーズ問題について言及した。

 堂本は「ジャニーズ」という名前が消え、改名を余儀なくされるグループも出てきていることに対して「凄く難しい問題。KinKi Kidsは音楽中心にやってきたグループ。権利がどういう形になってしまうかという説明をまだ聞いていない。その辺がポイントになるのかなと思っている。たくさんいろんな迷いジレンマがある」と苦しい胸の内を吐露した。

 そして「剛君と話したときはジャニーズ事務所でグループ名変えなきゃいけないグループもあるよねと。KinKi Kidsも変えても良いんじゃないかというところまで(話が)出ました」とコンビである堂本剛とグループ名に関する話し合いが持たれたことを明かし「音楽活動をしているグループでは我々が一番上。変えなくていい子たちも皆が(改名を)考えなきゃいけなくなるので慎重にやっていかなければならない」とした。

 続けて「僕たちは表現方法がそれ(音楽)しかない。エンタメの力を信じて今までやってきましたので。それを手放したくなる瞬間もありましたけど、それしか生きる道はない。そこでどう示していくかっていうのを考えていかないといけない」と語り、「本当にいろんな事が急激に変わっていく。明日言うことが変わったりするかもしれないくらい激動」と悩める思いを語った。

 性加害の被害者に対しては「被害に遭った方が救われなきゃいけない。自分も改めなきゃいけない部分は改めて自分の中にあるエンタメをどう育てていくか行動していかないといけない。被害者の言葉を聞くとなんて事が起きてたんだという事が起きている。被害に遭われた方が一日も早く救済されることを願っています」と慮った。

 ジャニーズ事務所の創業者である故ジャニー喜多川元社長による性加害問題について、同事務所は今月2日に2度目の会見を行い、社名変更や、エージェント契約を行う新会社を設立することなど今後の方針を発表していた。

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