松尾貴史 ジャニ性加害会見“NGリスト”発覚に「途中で井ノ原さんが正論をおっしゃった。でも…」

[ 2023年10月8日 09:09 ]

松尾貴史
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 俳優の松尾貴史(63)が8日、TBS系「サンデーモーニング」(日曜前8・00)に出演。2日に行われたジャニーズ事務所の2度目の記者会見について言及した。

 同事務所は創業者である故ジャニー喜多川元社長による性加害問題を受け、今月2日に2度目の会見を行い、社名変更などを発表。5日には事務所本社に設置していた看板を撤去した。

 一方、会見をめぐっては特定の記者らを指名しないようにする「NGリスト」の存在が判明。リストには、6人の記者やフリージャーナリストの名前、顔写真が掲載されており、挙手し続けながら指名されなかった東京新聞記者の望月衣塑子氏や世界平和統一家庭連合(旧統一教会)問題の追及で知られるジャーナリスト鈴木エイト氏らの名前があった。同事務所はリストへの関与を否定。会見を運営した「FTIコンサルティング」は、リストの作成を認めて謝罪し、事務所の関与や承認はなかったとした。

 また、「NGリスト」のほかに“指名候補リスト”があり、そのリストに載っていたTBSの藤森祥平アナウンサー、芸能リポーターの駒井千佳子氏が実際に指名されていた。

 松尾は「途中で混乱したところで井ノ原さんが皆さんをたしなめるように“ルール”を守ってと正論をおっしゃったんですよね」と、副社長の井ノ原快彦の“子供も見てるから”という発言に触れたうえで、「でもルールというのを設定したのが、不祥事を起こした側が恣意的に設定したルールだったわけですよね」と指摘。「1社1問って言っても、1つ質問をして十分に回答が得られなかったり、あるいは別の疑問がわいたらもう1つ追加質問するのが当たり前ですけど、1社1問というルールはなぜ存在するのか。なぜ2時間なのか。その都合はどこから決まったのか。“時間ですので”って切り上げちゃうけど、本当は質問が出続ける限り答えるという誠意の見せ方があったと思うし、そちらの方が僕は正解だと思うんですが、それがなかったところにNGリストというものが出てきた」と指摘していた。

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