YOASOBI　「アイドル」想定外の反響に驚き　Ayase「歌って楽しむものとして普及するとは」

YOASOBIのAyase（左）とikura

　音楽ユニット「YOASOBI」が、8日放送のTBS系「日曜日の初耳学」（後9・00）にゲスト出演し、大ヒット曲「アイドル」の制作秘話を明かした。

　テレビアニメ「推しの子」の主題歌で、ビルボード・グローバルチャートで1位。その衝撃は世界に波及した。

　「夜に駆ける」「怪物」など、歌手泣かせの難曲が多いYOASOBIだが、この曲は格別の難易度だったという。ボーカルのikura（23）も「レコーディングする時はめちゃくちゃ苦戦しました。『アイドル』は一番練習したかも。声色を決める段階で難しすぎて」と明かした。

　「推しの子」はアイドルを題材にした作品。ikuraは「アイドルっぽく歌うということにたどり着くまでは、どうやって歌うのが正解なんだろうと。レコーディングの現場でめちゃくちゃすりあわせながら、思い切りぶりっ子でやってみようって、今のやつにたどり着いた」と説明した。

　一方、楽曲を作ったコンポーザーのAyase（29）は「本当に難しい曲を作っちゃったなって」と本音を吐露。SNSの歌唱動画、踊ってみた動画でもバズりまくったことには、「みんなで歌って楽しむものとして普及するとは思わなかった」と、想像しなかった反響に驚いていた。