堂本光一 ジャニー喜多川氏と“決別”宣言 自分に刻まれた「あの人」に「バツを付ける」

[ 2023年10月8日 16:39 ]

<堂本光一会見>取材に応じる堂本光一(撮影・白鳥 佳樹)
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 「KinKi Kids」の堂本光一(44)が8日、主演ミュージカル「チャーリーとチョコレート工場」(9日開幕、帝国劇場)の初日記念会見、公開ゲネプロの前に取材に応じ、一連のジャニーズ問題について言及した。

 「ジャニーズ」の名前が消えることに関して「やっぱり凄く葛藤はありました。自分のウェブでもファンの皆さんにはお伝えしたりしているんですけど、自分の知っている彼(ジャニー喜多川氏)と違ったりする部分はある」としながらも「自分の中でも認めないといけないんだろうなと思います」と苦しい胸の内を語った。

 そして「今までもあの人(ジャニー喜多川氏)とは戦ってやってきた部分はある。今までは恥ずかしい作品を作っては彼の名誉のためにいけないと思ってやってきた。その(自分の中に)刻まれたものに(対して)バツを付けて自分たちで表現していかないといけないと強く思っています」とジャニー喜多川氏と“決別”する決意を示した。

 ジャニーズ事務所の創業者である故ジャニー喜多川元社長による性加害問題について、同事務所は今月2日に2度目の会見を行い、社名変更や、エージェント契約を行う新会社を設立することなど今後の方針を発表していた。

 堂本は先月8日に更新した会員制サイトで「一人でも多くの方が救われるよう、これ以上悲しい思いをする人が出てこないよう、今はここで活動をもって示していかなければならないと思っています」と悲痛な思いをつづったほか、ジャニー氏について「彼の裏の顔を信じたくない気持ちも正直あります」など、苦しい胸の内を言葉に。また、一部雑誌で「自身の表現や作品にはどうしたってジャニー氏の影響が含まれている。イズムすら消し去るべきというのなら引退するしかない」と、引退も覚悟していることを語っていると報じられていた。

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