堂本光一 “引退報道”について語る「十字架を背負いながらやっていくという思い」

[ 2023年10月8日 16:14 ]

<堂本光一会見>取材に応じる堂本光一(撮影・白鳥 佳樹)
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 「KinKi Kids」の堂本光一(44)が8日、主演ミュージカル「チャーリーとチョコレート工場」(9日開幕、帝国劇場)の初日記念会見、公開ゲネプロの前に取材に応じ、一連のジャニーズ問題について言及した。

 一部雑誌で「引退も覚悟」と報じられていた堂本が、その真意について口を開いた。

 「決して後ろ向きなだけの文章ではない。そういった思いも持ちながら活動しないと自分にできる責任を果たせないと思った。日々いろんな事が動いていって自分の考え方も気持ちも変わっていく。決して自分としては引退しますという意味ではなくて、十字架を背負いながらやっていかないといけないという思いです」と悲壮な覚悟を示した。

 そして「今までもあの人(ジャニー喜多川氏)とは戦ってやってきた部分はある。今までは彼に恥ずかしい作品を作っては彼の名誉のためにいけないとやってきた。その刻まれた者に×を付けて自分たちで表現していかないといけないと強く思っています」と“脱ジャニーズ”への決意を語った。

 また、性加害の被害者に対しては「被害に遭った方が救われなきゃいけない。自分も改めなきゃいけない部分は改めて自分の中にあるエンタメをどう育てていくか行動していかないといけない。被害者の言葉を聞くとなんて事が起きてたんだという事が起きている。被害に遭われた方が一日も早く救済されることを願っています」と慮った。

 堂本は先月8日に更新した会員制サイトで「一人でも多くの方が救われるよう、これ以上悲しい思いをする人が出てこないよう、今はここで活動をもって示していかなければならないと思っています」と悲痛な思いをつづったほか、ジャニー氏について「彼の裏の顔を信じたくない気持ちも正直あります」など、苦しい胸の内を言葉に。また、一部雑誌で「自身の表現や作品にはどうしたってジャニー氏の影響が含まれている。イズムすら消し去るべきというのなら引退するしかない」と、引退も覚悟していることを語っていると報じられた。

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