竜王戦第1局　挑戦者の伊藤　反省しきり「2日目も不自然な手が続いてしまった」

第36期竜王戦7番勝負第1局第2日 （ 2023年10月7日    東京都渋谷区　セルリアンタワー能楽堂 ）

伊藤七段（左）は藤井竜王とともに大盤解説会であいさつする（撮影・西川祐介）
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　タイトル戦初登場の伊藤は「1日目に長考して歩を突いたのですが、ちょっとおかしな手。そこからはずっと自信のない展開になってしまった」と肩を落とした。

　第2日開始早々には千日手の筋を示したが、藤井にあっさりと拒否されてますます苦境に。「2日目も不自然な手が続いてしまった」と、ひたすら反省モードだ。

　第1日の封じ手場面では封書を藤井に差し出すところ、正立会の佐藤九段に手渡してしまうなど初々しさが目立ったひのき舞台デビュー戦。「次局は本日よりも熱戦をお見せできるよう頑張りたい」と気を取り直していた。