宮城大弥の妹・弥生 かつて経験した壮絶な極貧生活「涼みに行くためだけにスーパーに」

[ 2023年5月22日 23:11 ]

宮城弥生
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 プロ野球オリックスの宮城大弥投手(21)の妹・宮城弥生(17)が、22日放送の日本テレビ系「深イイ話 3時間SP」(後8・00)にVTR出演し、かつての極貧生活や兄とのエピソードを語った。

 番組では宮城や一家に密着した様子を放送した。兄はオリックスで日本一を、WBCでも侍ジャパンの一員として世界一に貢献したが、少年時代は沖縄で苦しい生活を送っていた。父亨さん(55)は学生時代の事故の後遺症で、まひがあって左手が動かない状態。それでも、レンタカー店や葬儀社などで働きながら、妻と2人の子を養ったという。

 家は6畳一間の狭さで、4人が横になって寝られないほど。場所がないため、冷蔵庫は外に置いており、ガスか電気、水道のどれかは止められている状態だったという。弥生は「暑い日とか夏、クーラーがないので、涼みに行くためだけにスーパーに行ってました」と振り返った。

 年ごろの女の子にとってきつかったのは、満足に風呂に入れないという状況。「近くの公園の蛇口からペットボトルに水を移して、家まで持ってきて温かいお湯を出して、体をふいて、お風呂代わりみたいな」と壮絶な経験を語った。

 そんな一家の期待の星が、大弥だった。各世代の日本代表を経験し、興南高卒業後はドラフト1位指名を受けたオリックスに入団した。

 兄のかっこいい背中を見て育った弥生は、自然と女優やモデルに憧れるように。WBCで兄や侍ジャパンを熱心に応援する姿がSNSなどで話題になり、大会後に大手芸能事務所ホリプロに入った。「ドラフト会議の時にお兄ちゃんが(名前を)呼ばれて、ファンの皆さんが“かっこいい”とか“背中を押された”とかコメントとかを見ていると、お兄ちゃんとは違うかもしれないけど、誰かの背中をもしかしたら自分も押せる人になれるかもしれないと思って」。芸能の道に進むことも、「迷ってるってことは少しでも興味があるってことだから、やってみたらいいんじゃない?できなくて責める人はいないよ」と、兄の後押しがあったことを告白。涙ながらに、兄への感謝を伝えた。

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