爆笑問題・太田光 坂本龍一さんの音楽観に驚き「歌詞がいいんじゃないですか?って言ったんだけど」

[ 2023年4月9日 17:01 ]

「爆笑問題」太田光
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 お笑いコンビ「爆笑問題」の太田光(57)が9日、パーソナリティーを務めるTBSラジオ「爆笑問題の日曜サンデー」(日曜後1・00)に生出演し、先月28日に死去した音楽家の坂本龍一さん(享年71)との思い出を語った。

 イエロー・マジック・オーケストラ(YMO)では、シンセサイザーを使った革新的なテクノ音楽で世界を席巻。2年連続で世界ツアーを行うなど、1980年代にテクノブームを巻き起こした。太田は「我々の世代で言うと、YMOって突然、出てきて、日本の音楽がああやって世界で認められるというのは、初めてだったよね」と回想。「あのころはやっぱり、世界で認められるということで、こっちが後追いで再評価する」と、世界で先にブレークしたことに驚いたことを明かした。

 坂本さんと会って音楽について語り合ったことがあるという太田。「僕らが会った時はね、それぞれ自分たちで好きな音楽みたいな話をしたんだけど、印象的だったのは、“歌詞がまったく受け付けない”って、坂本龍一さん、言ってたよね。歌詞は入って来ないらしいんですよ。メロディーしか」と、坂本さんの衝撃の音楽観について明かした。

 太田は「だから“歌詞の意味とか全然必要がない”って、坂本龍一さん、言ってたよね?“それで、よく音楽家を名乗れますね?”って言ったんだけど。“歌詞がいいんじゃないですか?”って言ったんだけど、全然必要ないんだって」と、“らしい”ツッコミを入れたことを打ち明け、笑わせた。

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2023年4月9日のニュース