さんま語る　坂本龍一さん「大サービス精神」　対談企画で“まさかの姿”「これだけが楽しみで呼んだって」

明石家さんま
Photo By スポニチ

　お笑い芸人の明石家さんま（67）が8日、パーソナリティーを務めるMBSラジオ「ヤングタウン土曜日」（土曜後10・00）に出演。先月28日に死去した音楽家の坂本龍一さん（享年71）の秘話を明かした。

　自身が女装しスナックのママ役を務めたトーク番組で、坂本さんと共演したことがあるさんま。後日、雑誌の対談オファーがあり、対談場所のホテルに向かうと、なんと女装した坂本さんが待っていた。

　「ホテルで対談なんですよ。女装して待ってはったんですよ、坂本龍一さんが。エンターテインメントを語るみたいな対談やのに。“僕が前にお邪魔したとき、女装してたからさ”って。“何してまんねん！”とか言わなあかんねんけど、あまりのことに“これ雑誌の対談でっせ？”って普通に。“だけど前、女装で僕を迎えてくれたから、僕が女装で迎えようって。これだけが楽しみで呼んだんです”って」。

　その後、写真も撮らず、すぐに着替えた坂本さん。さんまに披露するためだけの「大サービス精神」あふれる行動だったと話した。

　坂本さん、そして「ムツゴロウ」こと作家の畑正憲さん（享年87）は「お父さん」的存在だったとした上で、さんまは「俺も67歳になってるんで、日本のお父さんを目指そうと思ってる。影響を受けてもらってる人もいると思うんで、もっともっと影響を。テレビに出てる限りね。やらなあかんなと、あらためて思いました」と語った。