中畑清氏 村上サヨナラ打に驚き「あそこで決められるという神経の持ち主、あまり見たことない」

[ 2023年3月21日 16:08 ]

<日本・メキシコ>サヨナラ打を放ち大喜びの村上と日本ナイン(撮影・光山 貴大)
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 プロ野球DeNAの元監督で、本紙評論家の中畑清氏(69)が21日、日本テレビ系「情報ライブ ミヤネ屋」(月~金曜後1・55)にコメンテーターとして生出演し、第5回ワールド・ベースボール・クラシック(WBC)準決勝でメキシコに劇的な逆転サヨナラ勝利を収めた侍ジャパンの戦いぶりを振り返った。

 9回、村上宗隆内野手(ヤクルト)の劇的な逆転サヨナラ2点適時打で、メキシコを6―5で破り、21日(日本時間22日)の米国との決勝へ駒を進めた。東京のスタジオから中継で生出演した中畑氏は、喜びのあまり「バンザーイ!バンザーイ!」とバンザイ2唱。MCのフリーアナウンサー宮根誠司から「中畑さん、まだバンザイは早いですよ。明日、明日があるから」とツッコミを受けていた。

 中でも、悩める村上の一打には、中畑氏もほっとした様子。この日は第1打席から3打席連続三振だっただけに、「今日は回ってきましたよ、チャンスにいっぱい。序盤にどれだけ期待を裏切ってくれたか」と、毒舌もまじえながら解説した。それでも「見事でしたよ。もう替えなきゃいけないだろう、替えなきゃいけないだろうという空気なんだけど、それでも辛抱し続けて、使い続けて、あそこで決められるという神経の持ち主、こういうタイプの選手をあまり見たことない」と、村上の驚異のメンタルに驚き。「もうちょっと挫折感を味わって、最後まで打てないのが普通。それがあんな大事な場面で最高の結果を出せる選手、“村神様”なんだね」と賛辞を惜しまなかった。

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