ダルものまね芸人、ものまね忘れ侍ジャパンに興奮 宮根誠司ツッコミ「普通の人で延々しゃべってる」

[ 2023年3月21日 15:49 ]

<メキシコ・日本>日本の勝利に歓喜のミニビッシュ(中央)ら侍ジャパンファン(撮影・会津 智海)
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 侍ジャパンのダルビッシュ有投手(パドレス)のまねで知られるものまね芸人のミニビッシュが21日、日本テレビ系「情報ライブ ミヤネ屋」(月~金曜後1・55)に米マイアミから中継で生出演し、第5回ワールド・ベースボール・クラシック(WBC)準決勝での劇的な逆転サヨナラ勝利に興奮を語った。

 9回、村上宗隆内野手(ヤクルト)の劇的な逆転サヨナラ2点適時打で、メキシコを6―5で破り、21日(日本時間22日)の米国との決勝へ駒を進めた。侍ジャパンのユニホーム、キャップに身を包んだミニビッシュは、試合会場のローンデポ・パーク外から中継に参加。打撃不振に悩んでいた村上が勝負を決める一打を放ったことに、「泣きました。東京プールから“村上いい加減打てや”というハッシュタグがトレンドに入るくらい、村上選手をずっと皆さん応援してたと思う。今日まさに村上選手が打ってくれたということで、2009年のWBC、イチロー選手が打ったあの瞬間、走馬灯のようにかぶって見えましたね。優勝の瞬間が、村上選手に乗り移った形で、最高の瞬間でした」と振り返った。

 あごひげやもみあげなど、見た目はダルビッシュに寄せているミニビッシュだが、すっかりものまねを忘れて興奮気味。その様子に、MCのフリーアナウンサー宮根誠司は「ものまねの人ちがうやん?いちファンやん?完全に。ミニビッシュじゃなくて“普通の人”で延々しゃべってるから」とツッコミを入れていた。

 ミニビッシュは「“自分”で出てしまいました」と反省し、「ホントにいちファンとして、劇的な瞬間をスタジアムで見られたということが、本当に今までものまねをやってきて、野球をずっと現場で、スタジアムで見てきて、一番最高の瞬間でした」と、芸人魂以上に?野球愛を前面に押し出して語っていた。

 ミニビッシュによると、場内は8割以上がメキシコ人と思われるファンだったという。「東京プールとは違ったアウェー感が出ていたので、メキシコのファンの方が8割くらい球場を占めていまして。応援慣れしているんですよ」。それでも、鳴り物応援で侍ジャパンの背中を押すファンもおり、「球場の中、アウェー感が出てたんですけど、日本の応援も負けてなかったんですよね。日本からラッパとか太鼓を持ち出して、日本なりの応援をしたということで、日本のファンの皆さんが応援したおかげで、一丸となって勝利に導いたと思います」と感激していた。

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