尾上松也 “十八番”投手力で守り勝つ野球を 侍にエール「全員野球で世界一に」 WBC準決勝メキシコ戦

[ 2023年3月21日 05:00 ]

歌舞伎界屈指の野球好きで知られる尾上松也
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 歌舞伎界屈指の野球好きとして知られる歌舞伎俳優の尾上松也(38)が、WBC準決勝でメキシコと対戦する侍ジャパンに「全員野球で世界一になって、日本国民に勇気を与えてほしい」とエールを送った。

 物心ついた頃からプロ野球・巨人のファンで現在も役者仲間と草野球をしているという松也は、舞台の合間を縫って戦況をチェック。「投手陣は打たれないし、打撃はここぞという時に一本が出る。投打がかみ合っていて、これまで見てきたWBCの中でも一番圧勝している」と声を弾ませた。中でも印象的だったのは、準々決勝・イタリア戦で岡本和真が左翼席に豪快に叩き込んだ3ラン。「贔屓(ひいき)の選手が日の丸を背負って活躍するのは親心で誇らしかった」と満足げに振り返った。

 メキシコは先発予定のパトリック・サンドバルらメジャーで活躍している投手が名を連ねる。「メキシコと当たるのは嫌だな」と率直な感想を漏らした上で「投手陣のレベルがかなり上がるので簡単に点を取ることはできない」と分析。「ゼロに抑えることを目標に“守り勝つ野球”で流れを呼び込んでほしい」と話した。

 キーマンとして挙げたのは大谷翔平、ダルビッシュ有、ラーズ・ヌートバーの“メジャー戦士”。「準決勝からアメリカに乗り込む形になる。普段からアメリカでプレーしている3選手に日本を引っ張ってほしい」と期待した。

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2023年3月21日のニュース