西岡剛 決勝の相手米国で注意すべきは「長打力」のトラウトと「今大会のキーマン」ターナー

[ 2023年3月21日 14:48 ]

西岡剛
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 2006年の第1回ワールド・ベースボール・クラシック(WBC)優勝メンバーで、ロッテ、阪神や大リーグで活躍し、現在はプロ野球独立リーグの「北九州下関フェニックス」で選手兼監督を務める西岡剛(38)が21日、「大下容子ワイド!スクランブル」(月~金曜前10・25)に出演。21日(日本時間22日)に米国で行われる第5回WBC決勝の侍ジャパンの相手・米国の要注意選手を挙げた。

 侍ジャパンはこの日米国で行われた準決勝メキシコ戦では6-5と劇的なサヨナラ勝利で決勝進出を決めた。決勝の相手は米国。西岡は今大会の米国の戦い方について「試合を重ねるごとに本来のアメリカの強さがレベルアップしていってますよね。この試合感っていうのが凄く大事なので、打席もみんな立ちだしているから、明日の打線っていうのは怖いですよね」とコメントした。

 「いやもうチーム全体がドリームチームですよ」とし、「本当に世界ナンバー1の選手たちが集まってるチームがやっぱアメリカのチームですよね」と西岡。特に注意すべき選手についてはエンゼルスで大谷の同僚となる主将のマイク・トラウト外野手と「恐怖の9番」トレー・ターナー内野手(フィリーズ)を挙げた。

 トラウトは大リーグでMVPを3度獲得。今大会も準決勝キューバ戦でも適時打を放つなど好調で、大会の打率は・318と当たっている。ターナーは大リーグで21年に首位打者に輝き、盗塁王も2度獲得。今大会では準々決勝ベネズエラ戦では逆転満塁本塁打、準決勝キューバ戦でも2本塁打を放っている。

 2人の特徴については「トラウト選手は長打力ですよね。あと足も速いので、本当に広角に打ち分けれるので、本当に抑える球っていうのが難しいバッターですよね。ターナー選手は今勢いに乗ってるんですよね。今大会特に。もちろんメジャーのチームに帰っても成績を残す選手なんですが、今大会のキーマンですよね」と警戒した。

 「この2人だけに注目してしまうとやられるので、ほかにもいい選手がいっぱいいてるので、本当に抜け目がないチームですね」と説明した。

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2023年3月21日のニュース