藤井貴彦アナ 苦しみ続けた村上の心中推察「村上選手だけ現実とずーっと戦い続けていた」

[ 2023年3月21日 19:47 ]

日本テレビの藤井貴彦アナウンサー
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 日本テレビ藤井貴彦アナウンサー(51)が21日、キャスターを務める同局系「news every.」(月~金曜後3・50)に生出演し、この日行われた第5回ワールド・ベースボール・クラシック(WBC)準決勝で侍ジャパンの勝利の立役者となった村上宗隆内野手(23=ヤクルト)を称賛した。

 米マイアミで行われた準決勝で、侍ジャパンはメキシコに6―5で逆転勝ち。打撃不振に悩んだ村上が、1点を追う9回に中越えサヨナラ2点タイムリーを放ち、21日(日本時間22日)に行われる米国との決勝へとチームを導いた。

 番組では、村上をめぐるSNS上の喜びぶりを伝えた。サヨナラタイムリー直後は、「村神様」「サヨナラ勝ち」「生き返った」といった言葉が急上昇した。これまでは「生き返れ村上」」といったワードが上位に上がっていただけに、藤井アナは「失礼な話ですよ?生き返れとか言って。頑張ってるんだから」とツッコミを入れた。

 自らのバットで劇的な逆転勝利をもたらした村上に、藤井アナは「よく野球にはドラマがあるって言うじゃないですか?だいたいのドラマってハッピーエンドなんですけど、村上選手だけ現実とずーっと戦い続けていたんですよ」と熱弁。「現実を自分の力でドラマに変えた村上選手はすばらしいと思いますし、あの舞台でサヨナラヒットを打つのって…どれだけ大変かって話ですよ?よくやってくれました」と、隣の河出奈都美アナに訴えかけるように話していた。

 決勝の相手は米国。藤井アナは「野球の本場・アメリカで、アメリカと戦って、世界一になる。これ以上すばらしいこと、ありますか?侍ジャパンのいる明日と、侍ジャパンのいない明日、雲泥の差なんですよ」と熱を帯びた言葉で話し、「みんなでマイアミに心を届けましょう。以上です!」とコーナーを締めた。

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