大橋未歩　第1回WBCでパニック状態のインタビュー「そんなの言えるわけないじゃないですか？って」

大橋未歩インスタグラム（＠o_solemiho815）から

　フリーアナウンサー大橋未歩（44）が21日、アシスタントを務めるTOKYO　MX「5時に夢中！」（月～金曜後5・00）に生出演し、ワールド・ベースボール・クラシック（WBC）の思い出を語った。

　開催中の第5回大会に出場中の侍ジャパンはこの日、米マイアミで行われた準決勝でメキシコに6―5で劇的な逆転サヨナラ勝ち。大橋は「ちょっと今回、見られてないんですけど」と前置きしつつ、テレビ東京在籍時の2009年に行われた第1回大会を取材していたことを明かした。

　「女性アナウンサーで現地に行ったのは私しかいなかったんですよ。イチロー選手にインタビューしなくちゃならないとなって、“お前行け”って言われて」。押し出されるような形で、大橋はナインとの円陣を終えたイチローにマイクを向けたという。

　「帰ってきた時にイチローさんに“円陣を組んでらっしゃいましたけど、何を話されていたんですか？”って言ったら、“そんなの言えるわけないじゃないですか？”って」。大橋は「え～！？って」とパニックになりながらも、続けて尋ねたという。「“士気を上げるようなことですか？”って食い下がったら、“下げるようなことを言うわけないじゃないですか？”。え～！って。怖い！」。まさかの反応2連発に、頭を抱えたジェスチャーで振り返った。

　それでもひるまなかった大橋。「じーっと目を見てマイクを向けて待っていたら、“この際、日の丸の重みをみんなでちゃんと確認しようということを言いました”って言ってくれて。それが翌日、一般紙とかにも載って、イチロー選手の唯一のコメントがそれ、取れたんですよ」。最後は何とかコメントを引き出せたことを明かした。

　MCのフリーアナウンサー垣花正が「食い下がらずに？」と妙な相づちを打つと、大橋は「食い下がって」と返答。2人のやりとりに“食い違い”が起き、スタジオは笑いに包まれた。