中居正広「やっと起きてくれました!村上選手、おはようございます!」 劇的勝利に大興奮

[ 2023年3月21日 12:32 ]

WBC準決勝   日本6―5メキシコ ( 2023年3月20日    米・マイアミ )

中居正広
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 栗山英樹監督(61)率いる野球日本代表「侍ジャパン」は20日(日本時間21日)、米国フロリダ州マイアミのローンデポ・パークで行われた第5回ワールド・ベースボール・クラシック(WBC)準決勝でメキシコ代表に6―5で劇的なサヨナラ勝利。連覇を達成した2009年の第2回大会以来14年ぶりの決勝進出を決めた。あす21日(同22日)の決勝では世界一奪回を懸けていよいよ米国と激突する。

 2017年の前回大会に続いて「侍ジャパン公認サポートキャプテン」を務めるタレントの中居正広(50)もさすがに喜びを爆発させた。0―3の劣勢から吉田正尚外野手(29=レッドソックス)の2号3ランで7回に追いつき、3―5で迎えた8回には代打・山川穂高内野手(31=西武)の犠飛で1点差。9回には先頭打者の大谷翔平投手(28=エンゼルス)がヘルメットを飛ばす激走を見せて二塁打で出塁すると、吉田が四球でつないだ無死一、二塁から打撃が不振が続いていた5番・村上宗隆内野手(23=ヤクルト)がこれまでのストレスを発散させるかのようなフェンス直撃の中越え二塁打を放ち、サヨナラ勝ちを決めた。

 これまでなかなか出番がなかった代走のスペシャリスト、周東佑京外野手(27=ソフトバンク)が吉田の代走で登場すると「そろそろ来る、そろそろ出番だ、と。試合展開を見ながら毎試合5回ぐらいから準備をしている、と。ここからはしびれる試合、負けられない試合が続くと思う、いつでも走れます、足のコンディションは絶好調です、とおっしゃってました」と事前取材していた周東のコメントをTBS中継で伝えた中居。打撃不調が続いていた村上についても、これまで何度もさりげなくフォローするコメントを中継で口にしていただけに、村上の2点適時二塁打で周東がサヨナラの本塁生還を果たすという最高の結果に「やっと起きてくれました!おはようございます!村上選手、おはようございます!」と声を張り上げた。

 大谷のヒーローインタビューのあとには「もう本当にね、大谷選手がちょっと気持ちもたかぶって“身を粉にして…”というようなね、コメントもありました。あしたの決勝も相手に不足なしというところではないでしょうかね。ちょっと僕も興奮してしまいました」と少し冷静さを取り戻しつつも、実にうれしそうな声でコメント。「なんでしょうね、ちょっとね、なんか胸に熱くなるものをね…。ホント、久しぶりになんか感じましたね、はい」と心を揺さぶられた選手たちの熱いプレーを称えた。

 「きょうで調整も整ったんじゃないかなと思います」と準々決勝後すぐ飛行機に乗って米国入りした選手たちの時差ボケについても触れた中居。中継局のTBSで解説を務めた槙原寛己氏(59=スポニチ本紙評論家)から「中居さんも声が上がっちゃってますね」と興奮具合を軽くいじられると「すいません、なんか…」と照れていた。

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