毎コン・スポニチグランプリ新人賞の番家一路「賞とか分かんないですけど、とにかくうれしいです」

[ 2023年2月14日 18:36 ]

<第77回毎日映画コンクール表彰式>スポニチグランプリ新人賞を受賞し笑顔を見せる番家一路(撮影・会津 智海
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 2022年(第77回)毎日映画コンクールの表彰式が14日、東京都目黒区八雲のめぐろパーシモンホールで行われた。

 1980年代の長崎を舞台に2人の少年の冒険と別れを描いた「サバカン SABAKAN」のナチュラル演技でスポニチグランプリ新人賞に輝いた番家一路は、スポニチの小菅洋人社長からブロンズ像を手渡され、「賞とか分かんないですけど、とにかくうれしいです」と正直に話し、会場の笑いを誘った。

 スーツをビシッと決めて登壇。笑顔がかわいらしい12歳だが、ちょっぴり緊張気味だ。「一路おめでとう!(他の映画賞も含め)すごいいっぱい賞をもらってるなあ。おまえばっかり…いいなあ」と、駆けつけた佐藤満プロデューサーが金沢知樹監督からの祝福の手紙を披露すると、いっそう恐縮。「天才、金沢監督のおかげです。感謝しています。これからも楽しんで(俳優の)仕事を出来るように頑張ります」と見事に切り返してみせた。

 5人きょうだいで長女(13)を除く4人が子役として活動中。弟役で実弟の天嵩てんた(てんた、10)も出演している。楽屋には母親の姿もあり、孝行息子たちからのバレンタインプレゼントに相好を崩していた。

 4月から中学1年生。極上の天然素材が磨かれてどんな輝きを放つのか楽しみは尽きない。

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