【今夜の“男女逆転”大奥】第6話 ついに「生類憐れみの令」?右衛門佐・山本耕史「鎌倉殿」義村が転生?

[ 2023年2月14日 10:00 ]

ドラマ10「大奥」第6話。右衛門佐(山本耕史)(C)NHK
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 “男女逆転の大奥”を描くNHKドラマ10「大奥」(火曜後10・00)は14日、第6話が放送される。今夜の注目ポイントを探る。

 第6話は「五代将軍綱吉・右衛門佐編」。綱吉(仲里依紗)は桂昌院(竜雷太)の反対を押し切り、右衛門佐(山本耕史)を側室候補に挙げようとするが、右衛門佐は“とある理由”から綱吉への忠義を示すことが可能な役目を懇願。一方、側用人・柳沢吉保(倉科カナ)と桂昌院は、綱吉が気に掛ける右衛門佐の失脚を狙い、あらゆる手を尽くし…。そんな折、綱吉の一人娘・松姫を悲劇が襲い、綱吉の人生の歯車が狂い始め…という展開。

 原作は「西洋骨董洋菓子店」「きのう何食べた?」などの漫画家・よしながふみ氏が、隔月刊誌「MELODY」(白泉社)に2004年8月号から21年2月号まで連載した同名人気作。3代将軍・徳川家光の時代から幕末・大政奉還に至るまで、男女が逆転した江戸パラレルワールドを描き、センセーションを巻き起こした。全19巻は累計600万部(紙・電子)を誇る。

 過去計3度、ドラマ化や映画化されたが、今回は家光編から物語のラスト・大政奉還まで初めて映像化。脚本は連続テレビ小説「ごちそうさん」、大河ドラマ「おんな城主 直虎」、TBS「JIN―仁―」「義母と娘のブルース」「天国と地獄~サイコな2人~」などの森下佳子氏。主題歌はシンガー・ソングライター、幾田りらが新曲「蒲公英」(たんぽぽ)を書き下ろした。

 次回予告。町人役の阿佐ヶ谷姉妹(渡辺江里子&木村美穂)が「犬猫鶏を傷つけた者は…」と御触書を読むシーンも。綱吉の「生類憐れみの令」が制定されるのか。

 右衛門佐は前回第5話(2月7日)から登場。公家ながら武家の言葉も操り、桂昌院へのあいさつに3日かけた末に西陣の袈裟を献上した。さらに儒学の講義を開き、学問好きの綱吉の気を引くなど次々と策略。その“クセ者”ぶりは、大反響を呼んだ昨年の大河ドラマ「鎌倉殿の13人」の三浦義村役を彷彿。SNS上には「右衛門佐の三浦義村み」「三浦義村、右衛門佐に転生す」「お公家の言葉で話さないと、まんま三浦義村の復活に思えてしまうw」などの声が相次いだ。

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