奇跡のシンクロに「すごくびっくりした」　宅見将典氏が明かす、レコ大受賞曲の秘話　

グラミー賞の最優秀グローバル・ミュージック・アルバム賞を受賞した宅見将典さん（ロイター）

　米音楽界最高の栄誉、グラミー賞で最優秀グローバル・ミュージック・アルバム賞を受賞した作編曲家の宅見将典氏（44）が13日深夜、TOKYO FM「TOKYO SPEAKEASY」（月～木曜深夜1・00）に出演。日本レコード大賞優秀作品賞を受賞した楽曲の秘話を語った。

　宅見氏は作曲家、プロデューサーとして人気グループやアイドルに楽曲を提供しており、19年にはDA　PUMPの「P.A.R.T.Y.～ユニバース・フェスティバル～」で日本レコード大賞優秀作品賞を受賞した。

　今回はボーカル・ISSAとの共演ということで、同曲の制作秘話に。「あの曲を作ってたのが2019年の頭。ロスに住んでたんですけど。カタリナ島ってちっちゃい島があってそこに行ったんですけど、すごい大きい虹を見た。人生最大の大きな虹を見て。とにかく奇麗で色もくっきりで。そんな虹を見てその時期に作らせてもらった」と説明。

　「そして（作詞した）shungo.さんが“虹”って。そのときshungo.さん知らないですから、お話もしたことない。けど歌詞に虹って言葉が出てきてすごくびっくりした。自分の中では不思議なめぐり合わせだったんですよ」と奇跡のシンクロを振り返った。