波瑠 全力ラブコメ再び フジ春ドラで“ズボラ女子”役「同世代女性に共感してもらえたら」笑顔も練習中

[ 2023年2月14日 05:00 ]

4月期のフジテレビ水曜10時枠で放送されるドラマ「わたしのお嫁くん」で主演を務める波瑠(左)と共演の高杉真宙
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 女優の波瑠(31)が、4月期のフジテレビ連続ドラマ「わたしのお嫁くん」(水曜後10・00)に主演する。漫画家の柴なつみ氏による同名漫画が原作。営業成績はトップだが家事が苦手な大手家電メーカーのOLが、家事力最強男子の後輩社員を“嫁”として迎え、共同生活を送るラブコメディー。波瑠を支える後輩を高杉真宙(26)が演じる。

 波瑠は、20年10月期の日本テレビ「#リモラブ~普通の恋は邪道~」で、久しぶりの恋に翻弄(ほんろう)される女性をコミカルに熱演。その演技がSNS上で話題になるなど、ラブコメとの相性は抜群だ。今作に向けて「笑顔がすてきな人なんだろうなと思っています。今は笑顔の練習中です」と張り切っている。「頑張る女性が悩む部分も描かれていて、同世代の女性に共感してもらえたら。元気をもらえて楽しく見られる恋愛ドラマです」とアピール。高杉も「自分たちのつながりを見つけて進んでいく2人を、ほほえましく笑って楽しく見守っていただけたら」と呼びかけている。

 「わたしのお嫁くん」の放送枠は「水曜10時」。昨年4月にドラマ枠として新設された。放送中の「スタンドUPスタート」を含め、これまでの4作は全て男性が主人公だった。波瑠の主演で初めて女性が主人公となったほか、脚本家もチーフ監督も女性と“女性ずくめ”のドラマ。関係者は「女性の目線を大事にして、多くの共感を呼べる作品を作りたい。男女関係の新たな形を提示できれば」と語っている。

 最近は捜査官や医師と、芯の強い人物を演じることが多かった波瑠。“ズボラ女子”としてこの春、ラブコメで再びヒットを狙う。

 ▽わたしのお嫁くん 「Kiss」(講談社)で連載中の人気漫画。大手家電メーカーに勤務し“営業の神”と呼ばれる主人公・速見穂香(波瑠)はプライベートではズボラ人間であるということを周囲に隠している。後輩社員の山本知博(高杉)にばれたことをきっかけに、2人がルームシェアして共同生活を送っていく。

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