「スケバン刑事」南野陽子　東映・手塚社長を追悼「兄のような存在」沢口靖子、松竹社長ら悲しみの声相次ぐ

南野陽子
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　東映社長の手塚治（てづか・おさむ）さんが死去したと14日、同社が発表した。病気治療中だったという。62歳。千葉県出身。手塚さんがプロデューサーを務めたフジテレビ「スケバン刑事2　少女鉄仮面伝説」（1985～86年）に主演した女優の南野陽子（55）やテレビ朝日の看板ドラマとなった「科捜研の女」シリーズの主演を務める女優の沢口靖子（57）、松竹の迫本淳一社長（69）やファンから追悼の声が相次いだ。

　南野は「私には兄のような存在で、いつも温かく見守ってくださいました。ライブにも来てくださると言っていたのに…。心より哀悼の意を表します」とコメントを発表。故人をしのんだ。

　沢口は「『科捜研の女』の生みの親でいらっしゃることが誇りです。昨年12月に『東宝90周年感謝の夕べ』でお目にかかり、お話しした時のにこやかなお顔が忘れられません。いつも飾らない気さくなお人柄でユーモアがある方でした」と手塚社長の人柄を明かした。

　迫本社長は「闘病していたとはお聞きしていましたが、最近はお元気になられて、つい先日まで会議でもご一緒しておりました。突然の訃報に接し、本当に信じられない思いです」と沈痛な様子。「これから映画興行をご一緒にますます盛り上げていきましょうと話していた矢先で本当に残念でなりません。心よりご冥福をお祈り申し上げます」と悼んだ。

　SNS上にも「たくさんのドラマ、楽しませていただきました」「最高に素敵な作品（レジェンド＆バタフライ）をありがとうございました」「ついこの前、会見に出られていて、昨年の満足感とさらに東映を盛り上げていく意気込みを感じていただけに、とても残念です」などと悲しみの声が上がった。