寺島しのぶ 田中絹代賞 初の母娘受賞で富司純子と歓喜「2人で喜びあいました」

[ 2023年2月14日 17:26 ]

<第77回毎日映画コンクール表彰式>田中絹代賞を受賞し笑顔を見せる寺島しのぶ(撮影・会津 智海)
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 第77回毎日映画コンクールの表彰式が14日、東京・目黒区のめぐろパーシモンホールで開催され、田中絹代賞を受賞した寺島しのぶ(50)が登壇した。

 日本映画界に大きな足跡を残した大女優を冠した名誉ある賞。毎日映コンでは03年に「赤目四十八瀧心中未遂」、10年に「キャタピラー」で主演賞に輝き、これで3つ目の勲章となる。「このような伝統と格式のある映画人が選ぶ本物の授賞式だと私は思っております。そこで2回主演女優賞をいただき、今回田中絹代賞という名誉ある賞をいただくことができました。歴代の女優さんたちを拝見しても、もう身が引きしまる思いでございます。また寺島しのぶのハードルを上げてくださったなと思って選考の皆さまにはとても感謝しております」とあいさつした。

 母親の富司純子(77)も第54回で同賞を贈られており、母娘受賞は初の栄誉。「こうやって田中絹代賞を母と娘でとらせていただけたことは2人で喜び合いましたし、非常に光栄なこと。お母さんのときはたまたま私だけだったから取れたのよみたいなこと言ってましたけど、そんなことはない、ないはずなんですけど。でも私の受賞はとっても喜んでくれました」と明かした。

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