東国原英夫氏、選挙戦支えた息子とテレビ初共演 政治家転身の質問に焦り「たきつけないで」

[ 2023年1月14日 23:14 ]

東国原英夫氏
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 元衆院議員、元宮崎県知事の東国原英夫氏(65)が14日、ABEMA「NewsBAR橋下」(土曜後9・00)にゲスト出演し、昨年12月に出馬した宮崎県知事選で政策秘書を務めた息子の守氏(32)と共演した。

 守氏は、東国原氏の前妻で女優のかとうかず子との間に長男として生まれた。この日は番組にも付き添いで来ており、MCの「サバンナ」高橋茂雄の呼び込みでスタジオに登場した。守氏はテレビ初出演で、東国原氏ともテレビ初共演となった。

 守氏は務めていた企業を退社し、父の選挙戦をサポートした。東国原氏は退社には猛反対したそうで、「アホでしょ?反対した。あの会社を辞める必要ないじゃないですか?」と打ち明けた。選挙は現職の河野俊嗣氏=公明推薦、社民支持=に敗れたが、守氏は「宮崎に対する情熱の強さというのは伝播して、人の伝えることの方法とか、いろいろなことが勉強になるなと思いました」と、父の労をねぎらった。

 会社を辞めてまで父の選挙戦の応援をしたことについて、守氏は「これまで政策の立案、調査もやってきていて、それの延長で父をサポートできるなら、一石二鳥でいいかなと。ギャンブルでもあったんですけど」と説明。理路整然とした受け答えに、東国原氏は「受け答えもまじめでしょう?」と目を細めた。

 元大阪府知事で弁護士の橋下徹氏からは、守氏に「退路を断って企業を辞めてしまったんだから、もう1回民間企業ってわけにもいかないんじゃないの?」と、政治家転身の意思を尋ねた。すると、東国原氏がカットイン。「たきつけないで、たきつけないで。彼はスタートアップ企業で、ベンチャー的な地方創生というビジネスで地域課題できないかなという視点で見ている。政治じゃなくて、ビジネスで地域課題で解決していくという方向性に、やっとなっているので、たきつけないでって!」と必死に止めていた。

 さらに高橋が「でも政治家の姿を僕、見たいですよ」と守氏にラブコールを送ると、再び東国原氏が「言うな~!」と遮り、爆笑が起きていた。

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2023年1月14日のニュース