広瀬すず、永瀬廉がTBSドラマで初共演 九州なまり挑戦の広瀬「馴染んできた」永瀬「苦労や挫折に共感」

[ 2023年1月14日 17:00 ]

<夕暮れに、手をつなぐ 制作発表会見>フォトセッションで笑顔を見せる(左から)遠藤憲一、広瀬すず、King&Princeの永瀬廉、夏木マリ(撮影・河野 光希)
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 女優の広瀬すず(24)とKing&Princeの永瀬廉(23)が14日、都内で取材に応じ、1月17日からスタートするTBSドラマ「夕暮れに、手をつなぐ」(火曜後10・00)の見どころを語った。

 2人は今回が初共演。脚本家北川悦吏子氏によるオリジナル作品。九州のド田舎で育った女性と、音楽家を目指す青年が織りなす青春ラブストーリー。同じ下宿に住み、夢を追いかける23歳の2人の恋模様を描く。

 広瀬は同局のドラマに初主演。九州なまりが特徴の男勝りで野性的な女性を演じる。作中では、ほかのキャストから「イノシシ」や「猿」と呼ばれるといい広瀬は「毎日のように言われて、だんだん慣れてきました」と苦笑い。脚本は、北川氏が広瀬や永瀬をイメージして書いたという。同席した北川氏は「生命力みたいなものを感じていて」と広瀬に対するイメージを明かし、続けて「内にひめた役や何か抱えている役が多いイメージがあるから、その扉を開けたいと思っていた。今回も抱えている部分があるからこあのパワーだと思うので、ただのイノシシや猿ではないんです」と強調した。

 今作で出てくる九州なまりは宮崎、鹿児島、長崎のなまりを織り交ぜたオリジナルの方言。広瀬は「難しいけど、だんだん馴染んできて“じゃっとん”って自然に言えるようになってきた」と胸を張った。

 永瀬は、楽曲制作をする音楽家を目指す青年役。King&Princeで活躍する自身と役で「音楽」の部分が共通するが、さらなる共通項を「将来、成功したいという夢を持っているところ」とした。「(ジャニーズ)Jr.の頃のデビューするという夢を追いかける中で苦労や挫折を経験しているので、音(役名)の気持ちが共感できる」とデビュー前の自身と重なると明かした。

「何者でもないし、このまま夢を追っていっていいのかという葛藤であったりは凄い共感はします」と当時を振り返りながら話し、「ほかの人と出会って、どう動いていくのか、“夢”がドラマの大きな軸になると思う」と見どころを語った。

 共演の遠藤憲一(61)、夏木マリ(70)も同席した。

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2023年1月14日のニュース