アイナ・ジ・エンド 苦しかった下積み時代 家賃払えず公園を転々「財布と携帯とか全部盗まれちゃって」も

[ 2023年1月14日 11:30 ]

アイナ・ジ・エンド
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 女性6人組ユニット「BiSH」のアイナ・ジ・エンド(年齢非公表)が13日放送の日本テレビ「アナザースカイ」(金曜後11・05)に出演。上京後の下積み生活を振り返った。

 “楽器を持たないパンクバンド”BiSHは今年6月29日の東京ドーム公演をもって解散することが決定している。番組にはグループで登場、VTRではアイナが自身の原点を紹介した。

 4歳からダンスを始めたというアイナは、高校卒業後にすべてをかけて上京し、東京・中野へ。「不安はあんまりなかった気がします。夢を見て行きますから、みんな。輝いてることが当たり前の街」と自分も簡単に夢をかなえられると思っていたという。

 だが、18歳の時には「きえないで」というソロ曲を作り、アイドルライブに参加したものの「お客さんは“タイガー!”“サイバー!”ってやりたいんですよ。だから『きえないで』なんてあんなバラードを聴かされたら、みんなつまんないみたいで帰っちゃって。あの光景はきつかったですね」などの出来事が。

 その後も路上ライブ、バックダンサーと表現の場を求めてさまよい続けたが、泣かず飛ばず。日に日に追い詰められていった。「家賃払えなくて、ちょっとの期間、追い出されたんで、夜は公園で寝ようと思ったんですけど、1カ所にいるとちょっと危なくて怖かったんで、結局ずっと歩いてたって感じです」と公園を転々としたことも。「普通に財布と携帯とかを一式全部盗まれちゃって。ボイトレの先生がお金を5000円くれたりして生きてました」と回顧した。

 VTRでは当時の先生にも再会したが、スタジオでMCの今田耕司から「先生覚えてたん?公園で寝泊まりしてるっていうのは」と振られたアイナは「覚えてくれてましたし、私が5000円をお返しした時のお手紙の内容とかも覚えてくださってました」と振り返った。5000円は既に返していたとし、「バイトして、返しました」と明かすと、今田は「だから夢かなってんのかなって感じがするね」とコメントした。

 その後アイナは「アイドルでも何でもいい、CDが出したい、ってなったんで、よし、オーディションを受けよう、と思って。そこで探したのが『BiSH』のオーディションで」とBiSHに出会ったとした。

 

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2023年1月14日のニュース