柔道とレスリングの2競技で五輪金目標 15歳リボウィッツ「俺が歴史を変える」前人未到の挑戦

[ 2022年11月26日 10:00 ]

26日放送のTBS「バース・デイ」(土曜後5・00)は柔道とレスリングの二刀流で注目を集めている中学3年生のリボウィッツ和青に密着(C)TBS
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 26日放送のTBS「バース・デイ」(土曜後5・00)は柔道とレスリングの二刀流で注目を集めている中学3年生のリボウィッツ和青(のあ、15)に密着した。

 アメリカ人の父と日本人の母を持つリボウィッツ。中学3年生ながら身長180センチ、体重100キロと中学生離れした体格で柔道とレスリングの2競技で日本一に輝く逸材だ。

 レスリングは4歳、柔道は小学5年生から始め、元アメフト選手の父のDNAを受け継ぐ身体能力で目指すのは柔道とレスリング両方で五輪4連覇。この目標に周囲からは「たまに笑われたりする」というが「お前ら見とけよって、俺が歴史を変える」と前人未到の挑戦に立ち向かう覚悟を示す。

 その覚悟は日々の練習に表れている。朝6時からおよそ1時間半の朝練で階段ダッシュ20本をこなすのがルーティンとなっている。密着時は大会が近いレスリングが週4回、柔道は週2回の割合で練習していた。練習先は名門・日大レスリング部。さらなるレベルアップを図るため、昨年から大学生に混ざって練習を繰り返している。

 また、別の日の密着時には、柔道の練習でシドニー五輪で金メダルを獲得した井上康生氏と乱取り。およそ1年ぶりとなる井上氏との乱取りでは、残り時間30秒で足車を決められて一本負け。それでも井上氏は「前回やったときより、また一回り強くなってきてる」と成長を感じていた。

 柔道とレスリングの2競技で五輪金メダル。誰も成し遂げたことのない二刀流へ、リボウィッツの今後の成長、活躍に目が離せない。

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