黒島結菜 「ちむどんどん」料理人のヒロイン「難しかった」 スタッフ100人分お手製名札を作った真意

[ 2022年11月26日 11:55 ]

女優の黒島結菜
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 女優の黒島結菜(25)が25日放送のTBS「A-Studio+」(金曜後11・00)にゲスト出演。ヒロインを務めたNHK連続テレビ小説「ちむどんどん」の裏話を明かした。

 料理人の役だっただけに、MCの笑福亭鶴瓶から「料理もうまなったやろ?」と聞かれると、「直前まで作業する内容が決まってないことがあったりして、難しかったですね。料理を一人してるシーンもそうだけど、フォーメーション組むというか部活みたいで。注文が入ったセリフ言ったタイミングで料理を出さなきゃいけないとか、連携する作業が難しくて。部活みたいにみんなで必死になりながら」。レストランの厨房のシーンなどは、セリフを言いながら、手元も気にした上で見えてないところのタイミングも合わせなければならず「それも全部マルチで5台くらいのカメラで、流れで一気にバーッと撮っちゃうんで。すごかったです」と振り返った。

 撮影初期のころは、自身の出演がないにも関わらず、子役のシーン撮影に立ち会った。「全体がクランクインして、1、2週間くらいは子供パートの撮影が多かったので。スタジオに見学に行ったりとか、運動会の素敵なシーンがあったんですけど見に行ったりとか」と撮影現場に足を運んだ。

 同作のチーフプロデューサー小林大児氏とチーフ演出の木村隆文氏に取材した鶴瓶は、木村氏について「どっかで見たよなって思ってたんよ。そしたらすごいのが『純ちゃんの応援歌』っていう朝ドラやってた時のADやったんよ。ずっと会うてないのに、こうやって再会するなんて」と、自身が朝ドラ出演した際のスタッフだったことに感激した様子。

 黒島は現場でドラマスタッフ約100人分のお手製の名札を作ったという。鶴瓶は「メイクさんとかそんな呼び方でなくて、ちゃんと名前で呼びたいって言うて」と黒島の真意を代弁すると、「そうなんです。現場にいる方、いらっしゃらない方いるんですけど、全部書こうと思って全部書いて。入れ替わりもあったりするので、新しく来たスタッフの方もまた書いて」と明かした。

 「名札の裏に『ちむどんどん』て書いていたんですけど。その字をとって、セットの看板の文字に美術さんがしてくれていて」とヒロインが営む沖縄料理店の看板の文字に採用されていたことを明かし、MCの藤ケ谷太輔は「愛ですねえ」とうなずいた。

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2022年11月26日のニュース