藤井竜王 第5局2日目昼休前の端角は広瀬八段の飛車、銀、王を射程に 勝てば初防衛で夕刻決着見通し

[ 2022年11月26日 12:54 ]

第35期竜王戦七番勝負第5局で、前日の指し手を再現する藤井聡太竜王(26日午前8時56分、福岡県福津市の宮地嶽神社で)=代表撮影
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 藤井聡太竜王(20)=王将、王位、叡王、棋聖含めて5冠=が挑戦者に広瀬章人八段(35)を迎える第35期竜王戦7番勝負第5局は26日、福岡県福津市の宮地嶽神社貴賓室で2日目が指し継がれ、先手広瀬が封じた69手目の封じ手は、1筋へ退避した藤井銀を桂の利きを生かして攻める打ち歩だった。

 その後昼食休憩までに82手進み、局面は中盤の佳境を迎えた。その82手目、藤井は広瀬の飛車に当て、さらにその射程に銀、そして王までにらむ端角を放った。

 持ち時間8時間のうち広瀬が4時間54分、藤井は5時間56分消費した。午前10時のおやつは広瀬が光の道ハニーピーチパンナコッタと福津あまおうのいちごみるく、藤井は光の道マンゴーバウムクーヘンとアイスコーヒー。昼食は広瀬が玄界灘天然真鯛の鯛茶づけ、藤井は旬のお寿司おまかせ握り。対局は午後1時半から再開される。

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2022年11月26日のニュース