松坂桃李「流浪の月」に「間違いなく今の僕の中のベスト」おかゆ秘話も TAMA映画賞最優秀男優賞

[ 2022年11月26日 20:57 ]

「第14回TAMA映画賞」授賞式に登壇し、「流浪の月」で最優秀男優賞を受賞した松坂桃李(撮影・望月 清香)
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 俳優の松坂桃李(34)が26日、「第14回TAMA映画賞」授賞式に登壇し、「流浪の月」で最優秀男優賞を受賞した。

 本屋大賞を受賞した凪良ゆう氏のベストセラー小説が原作。女児誘拐事件の加害者(松坂)と被害者(広瀬すず)の、15年後の再会を描く。

 「ロリコンの誘拐犯」というレッテルを貼られた男を繊細に演じ松坂は「間違いなく今の僕の中のベストだと思っています」と力強く語った。

 「自分の中で全てを出し切ろうと思っていた。挑戦だし勝負の作品だと思っていた」といい、「監督、広瀬すずさん、キャストの方々、スタッフの方々のおかげで今ここに立てています」と感謝した。

 第二次成長期が訪れない役柄を演じるために8キロ減量。「クランクアップした日に李監督が2人でご飯行こうかって言ってくださった。胃袋が小さくなっているのでおかゆを頼んだんですけど、そのおかゆが本当においしくて今でも忘れられない」と思い出を語った。

 今後の抱負を聞かれると「兄弟者をそんなにやらせていただいたことがない。アットホームなハートフルコメディーな作品があればぜひ呼んでいただきたい」と明かした。

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2022年11月26日のニュース