関根勤 「俺はお前は嫌い!」と面と向かって言われた大物とは「ショックもあるけど正直な人だな」

[ 2022年11月26日 20:09 ]

お笑いタレントの関根勤
Photo By スポニチ

 お笑いタレントの関根勤(69)が22日放送のBS-TBS「X年後の関係者たち あのムーブメントの舞台裏」(火曜後11・00)に出演し、芸能界の“恩人”萩本欽一(81)との思い出を振り返った。

 関根は1970年代に放送されていたTBS「ぎんざNOW!」の素人勝ち抜き企画がきっかけで、芸能事務所「浅井企画」の社長だった浅井良二さんに見い出されて芸能界入り。浅井さんは「コント55号」のために同事務所を立ち上げ、萩本とは長年苦楽を共にした仲。スカウトした関根を売り出そうと浅井さんが萩本に頼んだが、「身内っていうだけで、ド素人のヤツなんか使えない」とけんもほろろの対応だったという。

 「タイミング悪く、『カックラキン大放送!!』でカマキリ男をやってたんです。あれが欽ちゃん、大っ嫌いだって。“俺はお前は嫌い!お前みたいな気持ち悪いヤツと仕事したくない”2メートルの距離で言われました」と振り返る関根。それでもショックよりも「正直な人だな」と感じたそうで、「普通、裏で“仕事したくないよ”って言うじゃない。でも面と向かって目を見て“お前とは仕事したくない”って2メートルの距離で言われた時には、ショックもあるんだけど、正直な人だなと思って。逆に“何とか潜り込んでやろう”と思った」と当時の気持ちを振り返った。

 そこから萩本ときちんと対面するまで6年。認められてテレビ朝日「欽ちゃんのどこまでやるの!」に出演し、小堺一機との「クロ子とグレ子」で人気となった。小堺も「僕も同じ理由で会わないって言われていたんです。“素人番組で出て来るヤツが一番嫌い”って」と明かしつつ、「でも、不思議と“何だよ”って思えないんですよ。“そうだよな”ってところを突かれるので。憎いとかよりも“何で分かるんだろう”っていうところがあるんです」と語っていた。

続きを表示

2022年11月26日のニュース