トレンドは碧よりも翔!? 1位は9人、2位は8人 今年のトレンドと比べると…プロ野球名前ランキング

[ 2022年11月2日 19:43 ]

(左から)ソフトバンク・今宮、巨人・中田、広島・堂林
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 11月1日にベネッセが発表した今年1~9月に生まれた赤ちゃんの名前ランキング。男の子は「碧(あお、あおい)」が1位になった。2位以下は(2)陽翔(はると)、(3)蒼(あおい)(4)朝陽(あさひ)(5)蓮(れん)と続く。では、プロ野球選手の名前が一番多いのは?

 今季の現役選手から探ってみた。

 【第5位】「蓮」「直也」「隼人」5人。

 赤ちゃんランキングでも5位だった蓮は現役プロ野球選手でも5位にランクイン。加治屋、佐藤(神)、椋木(オ)らがいる。「直也」は球団最多の645試合に登板している益田(ロ)、ケガからの復活を目指す石川(日)ら。「隼人」は弓削(楽)、溝脇(中)らがいる。

 【第4位】「大樹」
 6人いるが読みは3通り。最多は「ダイキ」で田嶋(オ)、入江(楽)、渡辺(ヤ)の3人。三ツ俣、東條(ロ)は「タイキ」、野村(ソ)は「ダイジュ」だ。

 【第3位】「翔太」7人
 堂林(広)、平沼(西)は甲子園の優勝経験がある。堂林は中京大中京で09年夏、平沼は敦賀気比で15年春を制した。ともにエースで4番の大黒柱だった。

 【第2位】「健太」8人
 実績No・1は今宮(ソ)。小園(広)も成長が期待される遊撃手だ。投手は上原(日)と小沼(ロ)の2人。上原は今季二刀流に挑戦しており野手向きの名前なのかもしれない。

 【第1位】「翔」9人
 翔と聞いて真っ先に思い浮かぶのは中田(巨)か。同学年の岩崎(中)は07年高校生ドラフトでソフトバンクに1位指名されている。中田ら7人の読みは「ショウ」だが、山野辺(西)、成田(ロ)は「カケル」だ。今季最大9人いる「翔」だが、この字が人名漢字として認められたのは81年。「翔平」「大翔」など今季32人が使用しており、一大勢力となっている。

 ちなみに今年1番人気の「碧」は今季0人。翔と同じ81年に使用可能となったが、過去にも1軍出場経験のある選手はいない。今年生まれた赤ちゃんの中に未来のスーパースターがいるかもしれない。

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2022年11月2日のニュース