吉田拓郎に「突き落とされましたね」 原田真二が明かす、デビュー曲めぐる“プール事件”

[ 2022年11月2日 13:10 ]

吉田拓郎
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 シンガー・ソングライターの原田真二(63)が2日放送の文化放送「くにまる食堂」(月~金曜前11・00)にゲスト出演。吉田拓郎(76)との秘話を語った。

 1977年、吉田や井上陽水らが設立したレコード会社「フォーライフ・レコード」から18歳でデビュー。吉田がプロデュースし、原田が作曲したデビュー曲「てぃーんずぶるーす」は大ヒットした。

 吉田からは「真二の曲は分からん」「譜面のこのコードは何じゃ」と、作曲した楽曲についてダメ出しされたことも。「でも拓郎さんは、僕が自由にできる環境を作ってくださった。それはありがたいと思った。ありがたいデビューをさせてもらった」と感謝した。

 そんな華々しいデビューの裏で、プールに突き落とされた事件もあった。「5月の後半の箱根。プールサイドのホテルの部屋で、明け方までデビューシングルを何にするかでもめていた。事務所側は『てぃーんずぶるーす』、拓郎さんは“俺が書く”と。僕としては自分の作品で出たいという思いがあった。もしだめだったら、やめようと思っていた。それをわかっていたのか、突き落とされましたね」。原田の強い意思を汲み取った吉田の「『てぃーんずぶるーす』でOK」のサインだったようで「びっくりしましたね。目が冷めましたね」と笑いながら振り返った。

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2022年11月2日のニュース