食道がん闘病の秋野暢子 化学放射線治療を選んだ理由説明「とても難しい選択」

[ 2022年10月10日 20:23 ]

秋野暢子
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 食道がんの闘病のため芸能活動を休止している女優の秋野暢子(65)が10日、自身のブログを更新し、化学放射線治療を選んだ理由を説明した。

 秋野は「鬼退治の選び方」のタイトルで「病の治療方法には、色々な選択肢がありますね。標準治療。民間治療。代替治療。または何もしない。etc」とし「私は標準治療の化学放射線治療を選びました」とつづった。

 その理由として「ガンのできた所が声帯に近く、手術はステージ3の全周だったから食道亜全摘、さらに、リンパ、声帯も失うことになるとの事 再発の確率を下げるためには、手術をしたほうが良いというドクターの判断もありましたが、私は化学放射線治療を選びました。とても難しい選択でしたが、声帯、食道を温存して仕事を続ける。その結果、どれだけの人生が残されてるか解らないけど。自分を信じて《根拠なき自信(笑)》化学放射線治療を決断しました」と説明した。

 また「どの治療を選ぶか?それぞれのがん種や部位や進行程度や病や人生に関する考えて方で違ってきますよね。ほんとに悩ましい選択 どんな治療が自分にあってるか?選ぶことができるのは自分だけですからね。自分の人生です」とし「今、治療中の方、これから治療を選ぼうとしている方、始めたら振り返らないです 完治目指して、寛解目指し、己を信じて前進していきましょう。倒れる時も前のめりで。一日一日を大切に。今日もいい日になりますように」と願った。

 秋野は6月に受けた検査でがんが発見され、7月9日のブログでは「頸部食道がん【喉と食道に大小あわせて5個】ステージ3」と発表。「リスクはあるけど化学放射線療法で鬼退治することを決めました」とし、9日には「遂に抗がん剤治療終了しました」と報告していた。

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