橋下徹氏 ドライブレコーダーの義務化に言及「社会的コストを抑えられる」「犯罪捜査にも使われている」

[ 2022年10月10日 10:09 ]

元大阪府知事で弁護士の橋下徹氏
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 元大阪府知事で弁護士の橋下徹氏(53)が10日、フジテレビの情報番組「めざまし8(エイト)」(月~金曜前8・00)に出演。車やバイクなどに装着し、運転状況を記録するドライブレコーダーの義務化について言及した。

 番組では、視聴者から提供された車同士の交通事故のドライブレコーダーによる映像を放送。ドライブレコーダーのよると、一方のが赤信号を無視して交差点に入ったことが事故の原因のように見える。

 橋下氏は「ドライブレコーダー、たしかに初期費用がかかりますけれども、実はドライブレコーダーがない状況で交通事故の処理をするっていうのは物凄い社会的コストがかかるんですよ」と言い、「これは保険料が上がることにはね返ってきたりとか、それから裁判官だとか法律家とか人員を多く抱えないといけないということで社会的コストが凄いかかるので、ドライブレコーダーがあると社会全体のコストが物凄い下がります」と指摘。

 さらに「もう一つはドライブレコーダーって実は犯罪の捜査にも物凄い使われているんです。リレー捜査で防犯カメラだけじゃなくて、このドライブレコーダーも任意の提出を受けながら、犯罪が起きた時にずっと犯人を追いかけていくことにも凄い有効なので、僕は一定初期費用について税金で補助したとしても、社会全体の効果は十分あると思うので、義務化というところに踏み切るべきだと思う。ただ後は使われ方が問題だから、そこを透明化するとかの手順をやらないと、どうしても不安感が出て来ると思うから」と自身の考えを述べた。

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2022年10月10日のニュース