“マツコを見出したプロデューサー”は大出世 「全っ部ビキナーズラック 初期しか当たってないから」

[ 2022年10月10日 18:25 ]

マツコ・デラックス
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 タレントのマツコ・デラックス(49)が10日、月曜コメンテーターを務めるTOKYO MX「5時に夢中!」(月~金曜後5・00)に出演し、「売れていないプロデューサーへの持論」について明かした。

 番組では、マンガ家の楳図かずおさんが過去に体調を崩し、仕事を減らしていた時期に制作した自作の曲をレコード会社に持ち込んだ際の記事を紹介。売れていないプロデューサーに断られるのは腹が立つため、当時、山口百恵さんや郷ひろみさんを手がけていたプロデューサー・酒井政利さん(享年85)の元へ持っていったところ歌手デビュー。その後、音楽に関する仕事が相次ぐようになったという。

 MCの垣花正アナウンサーから「売れているプロデューサーと売れていないプロデューサー、どちらに断られるのが嫌か?」問われると、「でも売れてない人から断られるほうが良いよね?だって“センス無いわ!”と思えるじゃない?」とマツコ。「だからこの番組(5時夢)とかもそうだけどさ、この番組の人から何を批判されても、逆にうれしいわよね。だからなのか~って」と大笑いしながら明かした。

 さらに「売れている人から断わられたら相当ショックよ。そうだよ。あと売れている物を作れる人からダメって言われるって事は、売れないって言われるのと一緒じゃない?」と言及。共演の株式トレーダーでタレントの若林史江が同調しつつも、「でも(売れている人から断られると)諦めがつかない?逆に。この人に言われたら本当にダメなんだって思えるかもしれないじゃん?」とすると、マツコは「まあ売れている人が作る物ってマス(大量、大衆)なものだったりするからね。だから逆に個性みたいなもので勝負するんだったら、売れている人じゃないほうが良いのかも」と分析した。

 コメンテーター2人の意見を聞きつつ、垣花アナがマツコを最初に評価し、2005年から同番組のレギュラーに据えた当時のプロデューサーの先見の明を称えると、「もうなんかすごい伝説みたいに一人歩きしていてさ。(そのプロデューサーは)局長にまで上りつめちゃったからあんまり言いたくないんけど、全っ部ビキナーズラックよ?だってその初期しか当たってないんだから…」と指摘したマツコ。「この番組はだからもうずっ~とその遺産でこう。何回も(野球の)ノーノーエラーをこすってんのと一緒だから」とし、スタジオの笑いを誘っていた。

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2022年10月10日のニュース