古市憲寿氏 ドライブレコーダーの義務化に言及「警察提供まで義務にしちゃうとそれはちょっと怖い」

[ 2022年10月10日 10:11 ]

東京・台場のフジテレビ社屋
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 社会学者の古市憲寿氏(37)が10日、フジテレビの情報番組「めざまし8(エイト)」(月~金曜前8・00)に出演。車やバイクなどに装着し、運転状況を記録するドライブレコーダーの義務化について言及した。

 番組では、視聴者から提供された車同士の交通事故のドライブレコーダーによる映像を放送。ドライブレコーダーのよると、一方のが赤信号を無視して交差点に入ったことが事故の原因のように見える。

 古市氏は、ドライブレコーダーの義務化の議論の中で、「だいぶ監視カメラに対する忌避感も減りましたよね。昔の人ってお天道様が見てるみたいにして自分を律したのが、最近は防犯カメラが見てるって思って、たぶん踏みとどまる犯罪も多いと思うんですね。逆に普通の人にしても、監視カメラがあるから怖いじゃなくて、むしろ監視カメラがあるから安心ってマインドが変わっているじゃないですか」と言い、「だから仮にドライブレコーダーが義務になっても、あんまりそこまで抵抗は出ないと思うんですね」と自身の見解の述べた。そして、「ただ個人で義務にするのはいいと思うんですけど、ドライブレコーダーを付けた車が全部になったとして、警察提供まで義務にしちゃうとそれはちょっと怖い社会になりますよね」と話した。

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