「笑点」大喜利に初の女性落語家 蝶花楼桃花「後楽園ホール行ってくるね」に母の強烈な一言

[ 2022年9月4日 18:15 ]

番組冒頭にゲスト出演した蝶花楼桃花(日本テレビ「笑点」から)
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 落語家の蝶花楼桃花(41)が、4日放送の日本テレビ系「笑点」(日曜後5・30)の大喜利にゲスト回答者として出演した。同局によると、同番組で女性落語家が大喜利に参加するのは初めて。

 桃花は春風亭小朝の弟子。今年3月に真打に昇進し、「春風亭ぴっかり☆」から改名した。昇進後最速の4カ月で寄席の初主任(トリ)を務めるなど、メキメキと頭角を現している注目株。今回は若手大喜利での活躍が実り、大喜利出演の権利を勝ち取った。

 番組冒頭では、自身の半生を紹介した。00年にミュージカル専門学校に入学し、02年には女優を目指し演劇倶楽部「座」研究生に。14年にはアイドルになるため大人AKBのオーディションに挑戦したかと思えば、17年には短編映画の主演を務めるという、落語とは無縁な道を歩んできたという変わり種だ。あまりにとっちらかりぶりに、春風亭昇太は「ずっと落語以外のものをやりたがっている感じがするんですけど」とツッコミを入れた。

 桃色の衣装に身を包んだ桃花は、「“お母さん、後楽園ホール行ってくるね”って言ったら、“そんなところ行かなくていいから、早く嫁に行ってくれ”と言われました」と、独身であることを自らネタにして笑わせた。

 大喜利では「バレました」で始まる五七五の川柳がお題に。「バレました 政治と宗教 つながりが」と風刺を込めて詠み、いきなり座布団を獲得。2枚の座布団をゲットして見せ場を作っただけでなく、満面のスマイルで大喜利をさわやかな空気に包んだ。感想を聞かれると「皆さんの仲の良さ、チームワークの良さを感じました。(桂)宮治君と、山田(隆夫)さん以外は…」とチクリ。笑いを誘った。

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