古舘伊知郎氏 自民党は「嵐が過ぎ去るのをまっているのですか」旧統一教会との関係を公表すべきと指摘

[ 2022年8月3日 16:57 ]

古舘伊知郎
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 フリーアナウンサーの古舘伊知郎(67)が3日、TBS系「ゴゴスマ~GOGO!smile~」(月~金曜後1・55)に出演。政治家と世界平和統一家庭連合(旧統一教会)の関係について言及した。

 番組ではこの日から臨時国会が始まり、旧統一教会と接点のあった自民党の井上義行参議院議員や星北斗参議院議員が説明するVTRが流された。

 古館氏は「こうやってメディアも霊感商法以降、ずっと空白があって、こんなことがあったと慌ててやってる感もあります」と何十年も政治家とカルト団体の関係性について追求、報道してこなかったメディア側にも責任があるとした。

 そして「政治とカルト宗教団体のつながりがはっきり見えている。まず1つ言えるのは、立憲民主党だって維新だって、いろいろ幅はあるので冷静に見ないといけない。ただ、1回だけ祝電を送ったのと、例えば二之湯(智)さんみたいに2018年当時、(旧統一教会の)関連団体の大きな会合の実行委員長、そういうような形になっていた。これは肩書き貸した、名前貸したというふうに言っている。これでは軽い思いは違いがあると思います」と“接点”にも差があるとした。

 その上で「だけど一応、立憲民主党とか維新も関わっていた人もいる。それは公表してるところもある。自民党は個々の説明責任を果たすべきだでは通じない。自民党はこの嵐がすーっと過ぎ去っていくのを必死に身をかがめて、臨時国会が始まったばかりだけど、嵐が過ぎ去るのを待っているのですかって話ですよ」と自民党も他党のようにきちんと議員と旧統一教会の関係について公表し、説明するべきではと指摘した。

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2022年8月3日のニュース