紀藤正樹弁護士 旧統一教会と政治家の関係性について超党派による「国会内で調査委員会の設置」を要望

[ 2022年8月3日 17:13 ]

東京・赤坂のTBS社屋
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 全国霊感商法対策弁護士連絡会の紀藤正樹弁護士が2日、TBS系の情報番組「ゴゴスマ~GO GO!smile~」(月~金曜後3・55)にリモート出演。政治家と世界平和統一家庭連合(旧統一教会)の関係について言及した。

 番組ではこの日から始まった臨時国会で旧統一教会と接点のあった自民党の井上義行参議院議員や星北斗参議院議員が説明するVTRが流された。

 紀藤弁護士は「私はせめて今回の臨時国会で超党派でこの問題を調査する国会内で調査委員会の設置ぐらいはやっていただきたいと思っている」と発言。「やっぱり国会で原発事故の時には原発事故調というのが国会内で決めて委員会を作ってそこで調査した」と過去の例を口にし、国会内に調査委員会を立ち上げるべきとした。

 そして「政党内で自浄作用でやるというのは、その通りであるんですけど、一方でそれは立憲民主党とかにも広がってるわけですよ。統一教会の浸透が。維新にも広がってるし。ですから全員で調査して、いろんな(関わり方の)段階があると思うんですよ。単に参加しただけでなく電報送ったと。電報は費用がかかりますからね。立憲民主党も維新も電報を送ったことに関してはもう少し調査が要るって言ってますし、費用をもらった、講演会に行ってお金をもらったのであれば問題は根深いですし、さらに名前を貸したということであればもっと根深い問題がある」と旧統一教会との関わり方にも差があるとした。
 
 だからこそ「その当たりはきっちり調べていただきたい。国会の中での自浄作用をしてと私は思います」と政治家に求めた。

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2022年8月3日のニュース