いとうあさこ ミュージカルを学び、舞台に立っていた過去を告白 美しい役に悩むも「ずっこけでいこう」

[ 2022年8月3日 16:41 ]

お笑いタレント・いとうあさこ
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 お笑いタレントのいとうあさこ(52)が3日、文化放送「大竹まことゴールデンラジオ!」(月~金曜後1・00)に生出演。ミュージカルの専門学校に通っていた当時を振り返った。

 パーソナリティーの大竹まことから「あさこはミュージカルが好きで、ミュージカルができる所に」と振られると、いとうは「専門学校に行きましたよ。夜学ですけどね」と告白した。

 「うち飛び出して、それはミュージカルやりたくて飛び出したわけじゃないんですけど、飛び出して、3年後ぐらいに専門学校に通って。ちょっと男の借金も返せたんで、少しめどがついたんで」と池袋にある舞台の専門学校のミュージカル科に入学。ミュージカル科を選んだのは演劇科は座学が多かったために、実技を行うミュージカル科を選んだとした。

 何を学んでいたかと聞かれると、「演技もあったけど、歌と踊りがなん種類か。クラシック、モダンバレエ、ジャズ、タップぐらいかな」と回答。舞台には立ったのかとの問いには「学校の発表会みたいなのが卒業ので2回あって。その後はファミリーミュージカルのオーディション受けて。落ちたり受かったりしながら」と明かした。

 舞台では「学校では歌も凄い下手じゃないけど、普通よりちょっと下手なんですよ。声も低いし、ガサガサだし。何せ体つきが汚かったんですよ。ガタイがいいって言うか」と回顧。学生時代の公演では「薔薇(バラ)の精」の役を演じたというが、「女の子の主人公が真実を求めて旅するお付きの3人のうちの一人のバラの精で奇麗な感じの。“奇麗なバラにはトゲがあるのよ”とか言って出てくるんですけど、Wキャストだったんですけど、Wの子が、ザ・薔薇の精みたいな、クラスでも1、2の奇麗な子で」と語った。

 さらに短いバレエのチュチュのような衣装を着ており「足が丸出しになるんですけど、あたしその頃から太腿ばっちばちの足をしてたので、(自分が)出てきただけでお客さんがざわざわしちゃって。お客さんが笑っちゃう」と説明。「それはWキャストが悪かったと思います。相手が悪すぎる。稽古中もみんなクスクス笑ってるんだから」と言い張った。

 いとうがWキャストを気にするあまり「自分がダメだ」と言っていると、先生は「あいつはもう本当に奇麗な薔薇の精で。お前は伊藤麻子(本名)で行けばいい」とアドバイス。いとうは「何の励ましか分からなくて、余計に悩んじゃった。結果伊藤麻子で行ったけど、ずっこけ薔薇の精でいこうって。もう本番までには心を決めて出て行きましたけど」とし、「まあ結果は楽しかったですし、そのズッコケ3人組(お付きの3人)の1人と私でコンビ組んでお笑いの世界に」と新たな道を見つけたことも明かした。

 だが「男役みたいなカッコいい役をやった子と2人でお笑いコンビ組んで、6年後には“お笑い好きじゃないことに気付いた”って言われてどっか行かれちゃうんです」。大竹に「それで現在に至るか」と聞かれると「ハイ。1人で踏ん張っております」と語った。

 

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2022年8月3日のニュース