NHK総局長 「ガッテン!」終了で立川志の輔に感謝「新しい番組も皆さんの期待に応えられる内容に」

[ 2022年2月9日 17:27 ]

東京・渋谷のNHK社屋
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 NHKは9日、定例会見を行い、今月2日に終了した人気生活情報番組「ガッテン!」(水曜後7・30)の終了理由について言及した。

 司会を務める落語家、立川志の輔(67)が司会を務めた同番組は、衣食住など身近な話題を科学的に分析し、生活に役立つ裏ワザや知識を提供してきた同番組。1995年に「ためしてガッテン」としてスタートし、16年にリニューアル、現在の番組名「ガッテン!」となった。放送回数は計1098回で、今月2日の放送で27年の歴史に幕を閉じた。

 同局は、同番組に代わり、生活科学情報エンタメ番組「あしたが変わるトリセツショー」(木曜後7・57)をスタートさせる。

 正籬聡放送総局長は「ガッテン!」について「歴史ある長寿番組ではあったが、さまざまな角度から今回、この時間帯の番組を新しく生まれ変わらせる機会と捉えて、番組を刷新することに致しました」と説明。さらに「本当に『ガッテン』は素晴らしい番組でしたけど、より多くの方々に幅広い世代に見ていただくことを一定の世代だけなく、多くの世代に見ていただける番組を提供していきたいという思いの中で、こういう改定をさせていただいた」と終了の理由を明かした。

 また「視聴者の皆様、支えていただいた立川志の輔さんには本当に感謝と御礼を申し上げます」と志の輔への感謝を述べつつ、「番組を欠かさず見ていたという声も多く聞かれましたが、新しい番組も皆さんの期待に応えられる内容にしていきたい」と新番組への思いを明かした。

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2022年2月9日のニュース