気象予報士・天達さん 10日の首都圏降雪で注意喚起「湿った雪で凍結しやすいというところがポイント」

[ 2022年2月9日 15:13 ]

天気予報士の武史氏
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 気象予報士の天達武史氏が9日、フジテレビ「めざまし8」(月~金曜前8・00)に出演。関東甲信地方で10日から11日にかけて広範囲で雪や雨が降る見込みで、場合によっては東京23区で警報級の大雪となる可能性があることに言及した。

 気象庁によると、列島沿いに進む南岸低気圧や上空の寒気の影響で、関東甲信では10日から11日にかけて、広範囲で雪や雨が降る見込み。平野部でも雪が積もる恐れがあり、予想より気温が低くなった場合は東京23区でも警報級の大雪となる可能性がある。国土交通省関東地方整備局などは8日、関東甲信で10日以降に大雪となる地域があり、高速道路の通行止めなど交通への影響が出る可能性があると発表。不要不急の外出の自粛を呼び掛けるとともに、車で走行する場合は冬用タイヤやチェーンを備えるよう呼び掛けている。

 天達氏は「前回の1月6日の時も高速道路の首都高が夜から朝にかけて長時間止まってしまいまして、通行止めの影響で大きな混乱が見られたんですね」と指摘し、「今回、この大雪の予想から首都高では10日以降に早めに計画的、予防的に通行止めを行う可能性があるということですから、雪があまり振っていなくても、いつもは通ることができる場所が通れなくなっている可能性があるので早めに起きていただきたいと思います」と注意喚起。「雪質も前回と変わってくる」とし、「湿った雪になりそう。湿った雪の場合、積もりにくい反面、気温が夜になって下がると凍結する可能性がありますので、明日も警戒が必要なんですけれども、気温が下がった明後日の朝、路面凍結によって影響が大きく出る可能性がありますので、どうして出かけなければいけない仕事もあると思いますが、そういう方は早めに起きていただいて道路状況の確認をお願いしたいと思います。湿った雪で凍結しやすいというところがポイントです」と話した。

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2022年2月9日のニュース