NHK土曜夜初の大型ニュース番組「サタデーウオッチ9」スタート 赤木野々花アナが意気込み語る

[ 2022年2月9日 16:00 ]

NHK「サタデーウオッチ9」を担当する赤木野々花アナウンサー(提供写真)
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 NHKは土曜の夜に始まるNHKの新たな大型ニュース番組「サタデーウオッチ9」(総合、土曜後8・55)を4月2日からスタートさせると9日、発表した。キャスターは赤木野々花アナウンサー(31)が務める。

 「命と暮らしを守り、確かな情報を伝えるニュース・報道番組の強化」を狙ったもので、土曜の夜に大型のニュース番組を放送するのは初めて。国内外の最新ニュースはもちろん、平日のニュース番組では伝えきれなかった情報、ココロが動く・ほっとするニュース、ビジネスで役立つお得な情報、全国各地・世界各地の元気が出る話題、前向きな取り組みなど、幅広い世代の視聴者の関心に応える豊富なコンテンツを提供する。

 「週末の夜にくつろいでニュースを見たい」という声に応えて、週替わりのゲストや専門家とのトークも交えながら、多彩なニュースをゆったりと見られる65分間の番組としてスタートする。
 今月26日にパイロット版を放送する。

 担当の小池英夫理事は「経済、社会なので日々役立つ情報や先進的な取り組みを紹介して、もう一度、いろいろな全国の試みを皆さんに知っていただきたい。経済情報も平日よりも詳しくお伝えする」と説明した。

 この日行われた定例会見に出席した赤木アナは「土曜日の夜にNHKが初めて報道番組をやると聞きました。この番組を見て、NHKが報道が変わったなと思っていただけたら。肩の力を抜いて、見ていただける報道番組にしていきたい」と意気込み。「もちろん、報道番組ですから、その日を出来事、緊急報道もしっかり伝えていきたい。去年も土曜はいろいろな災害がありました。そうした災害などに真摯に向き合っていきたい。その一方で、番組の中でトークの時間をたっぷり設けようと思っている。デイリーニュースの中で分からなかったこと、もうちょっと知りたかったこと、素朴な疑問だけど今さら聞けないことを専門家やゲストにしっかり聞いて、リラックスしながら見ていただく番組にしたい」とした。

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