谷原章介 高梨沙羅の謝罪つづったインスタに「あらためて僕らメディアの責任の一端を感じると」

[ 2022年2月9日 09:09 ]

谷原章介
Photo By スポニチ

 俳優の谷原章介(49)が9日、MCを務めるフジテレビの情報番組「めざまし8(エイト)」(月~金曜前8・00)に出演。北京五輪のジャンプ新種目、混合団体に出場した高梨沙羅(25=クラレ)が8日に、自身の公式インスタグラムを更新し、混合団体の1本目でスーツ規定違反により失格となった件で謝罪の言葉をつづったことについてコメントした。

 7日に行われた競技で、高梨は1回目のジャンプで103メートルの大ジャンプを見せたものの、規定違反で記録なしに。日本は2回目で追い上げたが4位でメダルには届かなかったことに、高梨は「今回、私の男女混合団体戦での失格で日本チーム皆んなのメダルのチャンスを奪ってしまったこと、そして、今までチームを応援してくださった皆様、そこに携わり支えて下さった皆様を深く失望させる結果となってしまった事、誠に申し訳ありませんでした」などと謝罪の言葉をつづった。

 谷原は、「もうあれから何日か過ぎたんですけれど、いまだに“気にしなくていい、気にしなくていい”という声を聞くたびに責められているように感じてしまっているのか、すごく難しいのは落ち込む姿、悲しんでいる姿っていうのを、テレビ、そしてインターネット等、衆目にさらされているわけじゃないですか」と言い、「それだけスポーツ選手っていうのは、つらい中で競技に挑んでいる。競技のプレッシャーとは違うプレッシャーがまたあるんでしょうね」と気遣った。

 そして、「今回は個人戦ではなくて団体競技で、なおかつ、関わったスタッフ、監督とかコーチ陣を含めるチームを守りたいっていう思いもすごく強いなと伝わってきます」とし、「何よりあらためて僕らメディアの責任の一端を感じるというのは、ここまで追い込んでしまってる、こうやって僕たち世間がつくっているこの空気感がこういうふうにつらい状況に追いやってしまっていて、“気にしないでいいよ、気にしないでいいよ”って言えば言うほど、苦しんでしまうかなと思うと、どうすれば逆に僕たちは彼女のことを癒してあげられるんだろうって思うんですけれども」と話した。

続きを表示

2022年2月9日のニュース