NHK「生活笑百科」の後番組は社会見学バラエティー 中川家&すっちーが全国の工場でモノづくりに密着

[ 2022年2月9日 21:21 ]

中川家(C)YOSHIMOTO KOGYO
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 NHK大阪拠点放送局は9日、3月26日で37年の歴史に幕を閉じる「バラエティー生活笑百科」の後番組として、4月9日から社会見学バラエティー「探検ファクトリー」(土曜後0・15)がスタートすることを発表した。お笑いコンビ「中川家」と吉本新喜劇のすっちーが出演する。

 この番組では中川家とすっちーが全国の工場を巡って、世界に誇る日本のモノづくりの大切さを発見。普段は見ることのできない最新の技術や匠の技、個性的な職人のこだわりを探検していく中で「世界に誇る日本のモノづくりのすばらしさ」、「それを支える人の情熱」、「次の世代に継承していくことの大切さ」を伝える。

 さらに、関係者以外は立ち入り禁止の区域に潜入したり、周辺の街を歩いてモノづくりと地域の関係を探ったり、働く人の温かい人間性や魅力にも深く入り込む。他の情報番組にはない、笑いと人情と人間模様が詰まった社会見学バラエティーとして、家族で見て、発見して、笑って、感動して、そしてもっと地域を愛してもらえる番組を目指す。

 また、37年の歴史に終止符を打つ「バラエティー生活笑百科」について、NHK大阪放送局の担当者は「37年間、多くの方にご覧いただき、本当にありがとうございました。出演者のみなさんはもちろんのことですが、毎週、番組をご覧いただくお客様、スタジオに来ていただくお客様があってこそ、37年にわたり番組が続いたと言えます」と視聴者に感謝。「ここ2年はコロナ禍もあり、無観客の収録も続き、ゲストや弁護士の先生がリモート出演で収録する回もありましたが、3月26日放送のファイナルに向けて、笑福亭仁鶴室長が長年にわたりつくりあげられた番組ならではのあたたかい雰囲気を大切にしながら、番組をお送りしたいと思います」と結んだ。

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