NHK高瀬アナ「おはよう日本」から新「ニュースLIVE!ゆう5時」へ“異動”「朝ドラ送りももう…」

[ 2022年2月9日 16:51 ]

NHK「ニュースLIVE!ゆう5時」を担当する高瀬耕造アナウンサー(提供写真)
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 NHKは4月から平日午後5時台に新ニュース番組「ニュースLIVE!ゆう5時」(月~木曜後5・00)をスタートする。キャスターはる高瀬耕造アナウンサーと、片山千恵子アナウンサーが務める。高瀬アナウンサーは現在担当している平日の朝の「おはよう日本」は離れることになる。

 同番組は「ニュース シブ5時」を大幅にリニューアルしたもので、“日本列島の今をライブで伝えるニュース”をキーワードに、より魅力的な番組に進化。誰もが知っておきたいその日の出来事をコンパクトにまとめたニュースに加えて、日本各地の夕方の表情を伝える中継など、ライブ感あふれる企画を充実させることで、視聴者がその日の空気を体感できるような番組を目指すという。

 定例会見に出席した高瀬アナウンサーは「きょうそのことを知りまして、慌ただしく新番組を開発しているスタッフと短く打ち合わせをしたので、私の頭の中では、桑子(真帆)アナウンサーはじめ、みんなでやってきた『おはよう日本』を離れるのか、朝ドラ送りももう終わりなのかって…いろいろなことが渦巻いてカオスの状況です」と、突然の異動に動揺を口にしつつ「ただ、NHKは大きく変わろうとしています。私自身も変わらなければいけません。気持ちを新たに頑張らけれなならないなと思っています」と前を向いた。

 番組タイトルについては「ゆうって言葉には夕方の夕という言葉だけでなく、あなたのYOU、友だちの友、さらには優しいという優、遊ぶという遊、悠然の悠と、ぬくもりがある、どちらかというとホッとするような番組になれたらいいなと思っています」と説明。「この番組はライブを大切にいたします。緊急報道はもちろんですが、ビビットにニュースをお伝えしていく。それから、夕方の日本各地の表情をライブ感をあふれる中継でお伝えしたい。スタジオもライブ感を大事にして、予定調和を排して、片山アナウンサーと丁々発止になればいいなと思っています。楽しんでいただけるようなスタジオをお伝えしてければ」と意気込んだ。

 さらに朝の番組から夕方の番組への異動となることについては「朝はどうしても時間がないということで、とにかくコンパクトにサクサクとその情報にお伝えしていくということがあったと思います。その中でもぬくもりとか実感を大事にするってこともあったんですが、『ゆう5時』に関していうと、もう少しコンパクトにお伝えしつつも、見ている方に前向きで温かい気持ちになっていただきたいと思っています」と話した。

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